左折できない
人生の生きづらさを感じる一つには過度に人
に迷惑をかけてはいけないと思っている時が
あります。例えば、私の場合ですが、車を運
転していて、細い道から大きな道へ左折しよ
うとする時です。当然、右から来る車がいな
くなったら出るわけですが、その時相手の車
がかなり離れていても、今、車を左折したら
相手の車はブレーキをかけることになって、
迷惑になってしまうと思ってしまいます。そ
うするといつまでたっても左折できない状態
が続きます。
運転者の中には左折の時、直進してくる車に
お構いなく出てて来る人もいます。きっと相
手のことは考えずに,、自分が出れればいいの
だろうと思います。こういう身勝手な人もい
て迷惑になるのですが、過度に人を迷惑をか
けてはいけないと思うと、自分が苦しくなっ
てします。さらにさっきの左折できない例で
見ると、今度は自分の後ろに車がつながって
しまい、車の流れがスムーズにいかなくなり
ます。
そう思っているだけかもしれない
そこでこの迷惑かけてはいけないという考え
は自分の観念であることが多いです。次の例
は仕事をしているとよくあるのですが、忙し
い時、同僚に仕事を頼みたい。でも同僚は忙
しそうにしているので、頼んだら迷惑になる
かもしれないと思います。それで自分で仕事
を抱え込んでしまい、一杯いっぱいになって
しまいます。でももしかすると忙しそうにし
ているのは、私が勝手にそう思ってだけかも
しれません。
その考え方があっているかどうかは、相手に
聞いてみることです。「もし時間があったら
で良いだけれど、少し手伝ってくれるかな?」
相手は少し迷惑かもしれませんが、OKと言
ってくれれば、助かります。会社のパフォー
マンスも上がるかもしれません。考えてみれ
ば、まったく迷惑をかけずに生活をすること
は不可能です。迷惑行為みたいなものは論外
ですが、少しくらい迷惑をかけてもいいと、
思って生きてみると案外、楽になるかもしれ
ません。
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