自己肯定感の低さ
私は社会人なってから、 何十年もの間、自己肯定感が
低かったです。 低いと言う意識すらもなく、なんで
人生がうまくいかないのだろうと悩んでいました。
そんな自己肯定感が低いが災いしてか、 3代続いた
家業の廃業、トレーダーとしての人生の失敗と続き
ました。
しかしスピリチュアルライフコーチの道を歩んでから
それらの原因がわかってきました。
人は生まれつき、自己肯定感の低い人はいません。
必ずそうなる原因があります。
低さの原因
私の場合は、父との関係でした。 父との関係は良好で
あり、人生で怒られたこともあまり記憶にありません。
しかし、私の中ではいつも、父を超えられない人として
存在していました。
私が入学した高校は、父の通った学校よりも偏差値が
低い高校、父は国立大学は私は私立3流大学、一緒に
仕事をすると、父の発想のすごさにはとてもかわないと
思っていました。結局は祖父が始めた稼業を私の代で
廃業することになりました。
しかし父はそのことに関しては、一切私をとがめる
ことはありませんでした。それでも私は自分の中で
自分の代でつぶしてしまったという負い目をその後
ずっと引きずり、自分は父と比べ、ダメな人間だという
レッテルを張って生きてきました。
さらに低さは地面にめり込む
父と比べることにより、自己肯定感の低さは、他人と
比べることにより、加速していきました。高級車に
乗っている人を羨み、小切れな服を着ている人を見ては
羨むようになってしまってました。
自己肯定感の低さは、あらゆる所に影響を与えます。
例えば、自己主張ができなることです。自分を低く
見積もっているので、自分の意見なんか価値の
ないものに見えます。あるいは、お金をもらうことに
ブロックが出来てしまいます。自分の価値は低い
ので、正当な請求ができなくなります。
人生の転機
そんな自己肯定感の低い私ですが、ある個人講座に
出会いました。それはスピリチュアルに人生を紐とく
というものでした。
人は本来、魂の存在なので、周りの状況に関係なく
自分は価値のある人間であることを学んだのです。
身体、人格、魂は相互に関連しているのですが
私たちは普段生活している上で、身体、人格のみで
生きているように感じています。
周りがどんな状況でも、それを感じているのは
人格であり、自分の魂にはなんら影響はありません。
人間本来の生き方=魂の目的の為に生きることを
考えると他人と比べて、感情が動くことは意味の
ない事です。
最後に
父は7年前に亡くなりましたが、今思うに父も
同じことを考えていたのではないかと思ってます。
祖父は1代で事業を大きくした人であり、それと
比べられることも多かったのではなかったかと
思いました。
この考えに気が付くことが遅く、すでに話すことは
できませんが、魂は不滅です。永遠に輪廻転生を
くりかえします。またいつかどこかで父の魂と
会えることを楽しみにしたいと思います。
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